看護師の仕事内容として患者の身体に触れることが多々あります。
自分でトイレなどが出来る患者の場合は付き添ったり補助することはありませんが、動けない患者の場合はしなくてはいけないことが多くあります。
また入浴が出来ない入院患者もたくさんいます。このような場合は体を拭いてあげたり、着替えを手伝ったりします。
簡単そうに思えますが、実際に行うとなると大変な仕事です。
患者が協力的なら良いのですが、中には嫌がる患者や協力的ではない患者もいます。
やはり自由がきかない、入浴出来ない状態ではあるのですが体を拭かれるとなると抵抗を感じる人も多いものです。
これは若い患者ほど抵抗を感じるかもしれません。
ですがやはり清潔にしていないと病状も良くなりませんし、感染症といった他の病気を併発することもありえますので、やはり清潔にするということを重視しなくてはいけません。
温かいタオルで手足を拭かれると、心もホッとしますし、スッキリした気分が心を明るくするものです。
特に髪を洗うという行為はとても気分をリフレッシュするものですから、患者の病状改善に大きな影響があるでしょう。
気持ちが病状を左右するのは、看護師の仕事をしていると実感するかもしれません。
患者の気持ちが前向きになると、体調もよくなったりするものです。
人は誰かが自分を労わってくれる、と感じると「頑張ろう」という前向きな気持ちになるものです。前向きな気持ちが治療にも力を発揮するようです。
ただ仕事をするのではなく、何の為にしているのかという意味も頭に入れて仕事をすると、案外スムーズに進むかもしれません。